BOXIL EXPO第2回人事総合展に出展・登壇

 2021年6月9~11日に開催されたBOXIL EXPO第2回人事総合展に出展・登壇しました。BOXIL EXPOは、スマートキャンプ様主催で2020年6月より開催しているオンライン展示会です。昨年は2000名以上、今回は3000名以上の来場があり、SaaSを提供する企業が一同に集う展示会の中では日本最大級で、採用・組織・労務・教育/研修といった分野に沿ってWEB展示やセミナーなどが行われました。

 弊社は、10日に行われた人事情報管理部門向けのセミナーに営業部マネージャーの金澤が登壇し、社内向けチャットボット「AI人事総務」をご紹介しました。 

 人口減少、採用難、感染症や災害、働き方改革など、企業が対応すべき課題は日々増加しています。それに伴い、いわゆる管理部門と呼ばれる人事部や総務部でも業務効率化やテレワーク対応などの課題に直面しています。弊社の社内向けチャットボット「AI人事総務」は、社内問い合わせを自動化し、業務効率化や労働環境改善のツールとしてご利用いただけます。

 セミナーでは「チャットボットとは」から改めてご説明しました。チャットボットとは、コミュニケーションツールである「チャット」と人間に代わって問合せを自動化する「ロボット」を組み合わせた言葉で、「テキストを通じた自動会話プログラム」のことを指します。人の代わりにチャットボットが対応することで、24時間365日問い合わせに対応できるなどの利点があります。

 次に、チャットボットの応対パターンは「シナリオ型」「雑談型」「質問・応答型」の大きく3つに分かれることをご紹介しました。「多岐に渡る質問に回答してほしい」といったユーザーの期待値が高い場合は全ての応対パターンが実現できるチャットボットの選択が必要です。

 さらに、チャットボットは大きく「ルールベース型」と「AI型」の2種類に分けられます。「ルールベース型」はシナリオや登録したキーワード通りに動作し、「AI型」は単語の違いや質問文のゆらぎを吸収することができます。質問文の揺らぎとは、お客様の質問中に発生する様々な言い回しのことで、例えば「年末調整の申請の仕方は?」「年調について」といった表現の違いを指します。

 弊社の「AI人事総務」は、従業員からの様々なお問い合わせに適切に回答するチャットボットです。高精度なAIが様々な言い回しに対応し、7,500件以上のQAテンプレートを保有、AIそのもの(箱)と開始にあたってのデータ整備(中身)の両方をご提供できることが特徴です。日々の社内問い合わせに「AI人事総務」が対応することで、管理系部門の社員は本来のコア業務に専念し、対応のための人件費圧縮にもつながります。

「AI人事総務」は大企業様を中心に、以下のようなユースケースで用いられています。

導入事例①大手飲料メーカーグループ様

ルールベース型チャットボットを試行されていたが、運用に手間がかかり、運用サポートのある弊社サービスを導入。システム関連の問合せ対応に導入し、月間有効利用数は12,000件で、2名相当の人件費圧縮とコア業務への集中を実現。

導入事例②大手スポーツ用品メーカー様

ITによる業務改革の一環で、人事・総務・システム関連の問合せ対応等へ弊社チャットボットを導入。月間有効利用数は2,000件で、コア業務への集中と働き方改革に貢献。

導入事例③大手物流会社様

グループ会社横断の取り組みとして、チャットボット導入による問い合わせ工数の削減を検討、グループ共通基盤として複数チャットボットを構築可能な弊社サービスを導入。月間有効利用数は50,000件で、6名相当の人件費圧縮とグループ共通基盤構築を支援。

 当日は多数の方にご視聴いただいたのはもちろんのこと、様々な企業様と情報交換もできました。弊社サービスについて個別でのデモやご紹介についても可能ですので、ご要望の方はHPのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。