音声認識・AI要約サービス「QuickSummary2.0」がオンプレミスPBXに対応

~クラウド/オンプレ環境を問わず導入可能に~

 株式会社エーアイスクエア(本社:東京都港区、代表取締役:堀 友彦、以下「エーアイスクエア」)は、コンタクトセンター向け音声認識・AI要約サービス「QuickSummary2.0」において、オンプレミスPBX(構内交 換機)環境への対応を開始したことをお知らせいたします。
これにより、クラウドPBX環境のみならず、オンプレミス型システムを利用中の企業様でも、「QuickSummary2.0」の導入が可能となりました。

●オンプレミスPBX対応の背景と構成
コンタクトセンターのPBX環境は、クラウド型とオンプレミス型に大別されます。クラウドPBXは導入の容易さや柔軟な拡張性に特徴がありますが、特に金融・公共・製造などの業界では、セキュリティポリシーや通信環境の制御の観点から、オンプレミスPBX環境での運用を継続する企業も多く存在しています。


これらの企業のニーズに応えるため、既存のPBX/CTI(※)と「QuickSummary2.0」を連携可能な構成へと拡張しました。エーアイスクエアの提供する音声認識サービスと連携可能なキャプチャサーバを介して、提供いたします。

※現時点で連携可能なオンプレミスPBX

 AVAYA、Genesys Cloud(BYOCP)、SV9500、CT Stage、Cisco CUCM、NEC Aspire


今後の展開
エーアイスクエアは、今後も「QuickSummary2.0」の機能強化を継続し、「モニタリング/アラート出力」や「バッチ処理によるレポーティング」など、運用現場の業務効率化に寄与する機能を順次リリース予定です。また、AI エージェントの開発も進めており、「QuickSummary2.0」で出力した要約結果の連携による回答精度や、オ ペレータ向けのナレッジレコメンド機能の実装を検討しています。今後もこれらの生成AIを活用したソリューション を通じて、コンタクトセンターのDXを推進してまいります。

「QuickSummary2.0」について
「QuickSummary2.0」は、エーアイスクエアが提供する音声認識・生成AI要約サービスです。通話内容を高精度にテキスト化し、CRM登録やFAQ作成、VoC分析などに活用できる要約結果を自動生成します。現在、約30社・2,300席以上で導入されており、コンタクトセンターの生産性向上・応対品質改善・コスト削減に貢献しています。 金融・製造・通信などセキュリティ要件の高い業界にも対応し、閉域ネットワークでの利用も可能です。 高い拡張性と柔軟な連携性を備え、既存のPBX/CTIやCRMシステムとの連携を容易に実現しています。 継続的なアップデートにより、AIの要約精度・オペレーション現場での使い勝手を向上させ、企業規模を問わず安心して導入できるソリューションに進化を続けています。

【主な特徴】

① 高精度な音声認識

ベースとなるモデル性能の高さに加えて、専門用語辞書を用いた独自の誤変換補正機能も搭載しており、90%を超える高い認識精度を実現しています。辞書登録により更に精度を高めることができます。

② 必要な形式に自動要約

通話終了後に、オペレータがほしい形式の要約を自動で作成します。たとえば、CRM登録・FAQ抽出・VOC抽出など用途別に最適な要約が得られます。通話内容や目的に応じて画面上から要約のスタイル(長さ・フォーマット等)を選択できます。

③ 要約パターンを自由に追加・修正

管理画面からユーザー自身が新しい要約パターンを作成・修正でき、反映もリアルタイムに行えます。運用中に得られたフィードバックを即座に活かせるため、要約の精度や使い勝手を段階的に改善できます。

④ ご利用中の音声認識・CRM・PBXと連携

既存の音声認識システムや PBX/CTI、およびCRMシステムと連携させられるため、通話記録・要約結果を既存のオペレーション基盤にシームレスに統合できます。運用上の導入障壁を抑えられます。

⑤ 利用しやすい料金(従量・固定可)

独自のAIモデルを使った前処理により、トークン数を削減することが出来、安価に利用できます。 また、ご要望に合わせて固定料金、従量料金が選べます。


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